CALIFORNIAN ROSES
アメリカ (セントラルヴァレー)
カリフォルニアの燦々と降り注ぐ美しい陽光の下
咲き乱れるサンタ・バーバラの薔薇を想わせる
艶やかな香りと熟した果実の豊かな味わい
「カリフォルニアン・ローゼズ シャルドネ」
豊かな日照と冷たい風が上質なぶどうを育む
カリフォルニア 「セントラル・ヴァレイ」
サンフランシスコから、モントレー・カウンティを経て、
南部のサンタ・バーバラへと続く南北400km、東西75kmに広がるセントラル・ヴァレイ。
南北に走るハイウエイ101号線は、「王の道(エル・カミーノ・レアル)」と呼ばれ、
かつて、メキシコを植民地統治していたスペインの聖フランシスコ修道会の修道士たちが、この道を北上し、
アメリカに葡萄栽培を広めていった歴史的街道としても知られる。
北は環太平洋火山帯の一部である「カスケード山脈」、東はロッキー山脈よりも高い“アメリカの屋根”「シエラネヴァダ山脈」、
西は「コースト山脈」と呼ばれる海岸山脈と海水の冷たいサンフランシスコ湾、南は世界最大の風力発電があることで有名な「テハチャピ山地」に囲まれる。
多様な気候と複雑な地形から、豊かな自然環境に恵まれるカリフォルニアの中央部を占めるこの大地で、
北部はサクラメント川、南部はサン・ホワンキン川の流域を中心に、葡萄栽培が盛んになった。
カリフォルニアと言えば、陽光溢れる温暖な地という印象があるが、海に近いコースタル・ヴィンヤードでは、
寒流が流れ込むサンフランシスコ湾から、霧と共に年中冷たい風が吹き込み、暑さが和らげられる。
そのため、よく熟しつつも、細やかで綺麗な酸味を持つバランスの良い、質の高いぶどうが育まれる。
「ローゼズ」というワインの名称の由来となった薔薇の意味・・・
ただ美しいだけではない、ぶどう畑の病害や害虫の発生をいち早く感知し伝える、
ぶどうの樹の〝守護神″でもある薔薇
「カリフォルニア・ローゼズ」の畑に行くと、ぶどうの樹の傍らに、美しく咲く薔薇の花々が見られる。
薔薇はぶどうと同じ病害や害虫の被害を受けやすく、且つ、ぶどうよりもデリケートで、
先にうどん粉病等の病害にかかりやすいことから、薔薇に病害や寄生虫が発生して
いないかをチェックすることで、ぶどうに発生しないよう予防することができる。
つまり、ぶどう畑に病害が蔓延する前に、検知し、教えてくれる、<病害のセンサー>的な役目を果たす。
これによって、ぶどう畑での病害の蔓延を抑え、それに伴う農薬の使用が最小限ですむことから、
自然な栽培を行うために、欠かせない存在の一つが薔薇である。
夏なら輝く太陽の下で、
冬ならロマンティックなクリスマスキャンドルの煌きの中で・・・
大輪の薔薇を想わせる、
艶やかな香りと熟した厚みのあるゴージャスな白ワイン
品種: シャルドネ 100%
試飲コメント: パイナップル、マンゴーといったトロピカルフルーツの華やかな香り。
よく熟した果実味にクリーミーな質感と、細やかでフレッシュな酸味の
心地よいコントラスト。 白ワインながら、丸みと厚み、コクのある味わいは、
魚介類だけではなく、クリームソースを使った鶏料理や、ややスパイシーな
強い味つけのお料理とも相性が良く、バリエーション豊かなお食事との楽しみが可能。
相性料理:「ロブスターのガーリックバターの香草焼き」、「エビやイカ、キノコのパクチー&甘辛醤油炒め」
骨付きチキンの蜂蜜ロースト、鶏もも肉のレモンクリームソース、
タイの春雨サラダ“ヤム・ウン・セン”、意外とヘルシー“オイル・フォンデュ”
希望小売価格: 1,500円